バリアフリー住宅

バリアフリー住宅での暮らし方とは

高齢者の方はもちろん、赤ちゃんや妊婦さんなど誰もが快適に暮らせる工夫が施されているのがバリアフリー住宅です。段差をなくしたり手すりを付けたりすることで、生活動線がスムーズになるだけでなく、家庭内に起こりうる事故のリスクを減らすことできため、将来高齢になったときだけでなく、小さな子どもを持つ子育て世代にもやさしい住宅だと言われています。
将来に備えた暮らしをお考えの方だけでなく、ご高齢のご両親のためにバリアフリー対策をお考えになられるケースも増えております。.ism設計事務所では、”誰もが暮らしやすい”と感じられる家づくりをサポートさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

バリアフリー住宅の価格例

30坪の2階建ての住宅の場合の費用例

建物

2000万~

打ち合わせ

~4回で約半年

工期

着工から約5ヶ月

.ismのバリアフリー住宅は長期優良住宅です。

長期優良住宅とは、厳しい基準をクリアした”長く、安心で快適に暮らせる家”のこと。金利を下げられるだけでなく税制優遇が受けられたり保険料が安くなったりするなど、たくさんのメリットがあるのです。当社で手がける住宅は、すべてがこの長期有料住宅ですので、ご安心ください。

普通の家とバリアフリー住宅との違いについて

一般的な住宅とバリアフリー住宅の異なるポイントは、生活する上で支障となるものを取り除くとともに、生活動作の補助となる設備を整えてられているかどうかです。
例えば、段差の解消や手すりの設置をはじめ、寝室のそばにトイレを配置するなどして、介護もしやすい環境が整っていることが前提となります。特に玄関は家と外をつなぐ場所でもあるので、緩やかなスロープを設置して移動をサポートできるように配慮することも大切です。また、家の中の温度差をなくし、ヒートショックが起きないようにすることもバリアフリー住宅の考えへとつながります。誰にとっても住み心地がいい空間になることが求められています。

将来を考えて住宅設計を行う必要性

家は何十年と住み続けるものです。今は問題なくても、歳をとってくると家の様々な部分に不満がててくることがあります。最初からバリアフリー対策を施した住宅であれば、高齢になったときや万が一身体に障害を負うことになった場合でもリフォームや建て替えの必要がなく、いつまでも同じ家で暮らすことができるのです。
高齢世帯のセカンドハウスやご両親と同居の二世帯住宅、将来を見据えた注文住宅など、実際に住まれるお客様の状態や家族構成、生活スタイル、将来どう過ごしたいのかなど、綿密なヒアリングに基づいて家づくりを行います。いざ必要になった時に柔軟に対応できるようにデザイン設計を行うので、不安に感じることやお悩みがございましたら、どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

高齢者になっても住みやすい
バリアフリー住宅を建てるポイント

1. 手すりの設置

2. 段差の解消

3. スロープの設置

4. 床材を変更する

5. 扉を引き戸にする

6. 浴室に床暖房を入れる

7. トイレの増設・移設

体の状態に合わせたバリアフリー設計が必要

一口にバリアフリーと言っても、住む方によって必要とする間取りや機能は異なります。.ism設計事務所では、ヘルパーの資格を持ったスタッフが安心して暮らせる住まいをご提案しておりますので、安心してお任せください。

体に麻痺がある方の場合

リビングからトイレに向かう廊下、2階に行くための階段など、生活に必要な動線に手すりをつけることは必須。段差をなくして転倒を未然防ぐことも大切です。寝室の隣にトイレを増設したり、押し入れをトイレに改装することも可能です。

車いす移動が必須の方の場合

自宅から出入りしやすいよう玄関にスロープを設置したり、室内での移動を考えて広い廊下スペースを確保したりする必要があります。また、キッチンや洗面台などを車椅子生活を想定した高さにしておくと座ったままでも作業できるのでおすすめです。

バリアフリー住宅の設計で抑えておきたいポイントを紹介

何をどのようにすれば過ごしやすくなるか、どんな設備が必要なのかはお客様の状況や家族構成によって異なります。バリアフリーに対応した住宅を建てるときに考えるべきポイントをまとめましたので、安心して暮らせる住まいをイメージしながら検討してみてください。

キッチンの高さ

キッチンは長時間立ちっぱなしでの作業が多く、高齢者や妊婦の方にとっては辛いと感じることが多いです。座ったまま作業ができるよう高さ調整ができる調理台を導入したり、洗い場の下にスペースを作って椅子に座ったままでも使用できるようにすると便利です。

リビングダイニング

家族が最も長く過ごす場所の一つでもあるリビングダイニング。段差のないフラットな床にすることで、転倒など事故のリスクを軽減できるので安心です。また、断熱材や床暖房を入れて室内の温度差を少なくすることで、ヒートショックのリスクを減らすことにつながります。

トイレの位置

排水設備の位置によりますが、できる限り寝室に近い場所にトイレを増設しておくと、寝室からトイレが遠いと、高齢になったときや要介護となったときに大変です。排水管の位置にもよりますが、寝室に近い場所に増設することで移動が楽になり、介助もしやすくなります。弊社なら押し入れをトイレに改修するプランもご提案可能です。

浴室の出入り

浴室は特に転倒しやすい場所です。つまずき防止のために、手すりを設置したり出入り口の段差をなくしたりするなどの配慮が必要です。また、車いす生活になった時のために、車いすごと入れるよう間口を広めに取っておくこともおすすめです。

階段の手すり

歳を取ると筋力が低下し、歩く・立ち上がる・階段を昇るといったちょっとした動作も徐々に不安定になってしまいます。階段は利用する頻度も高く、バランスを崩しやすい場所なので、転倒を未然に防いで安全性を高めるためにも、手すりの設置をおすすめします。

床材選び

床材を選ぶ際に、重要視するのは滑りにくさです。特にトイレやキッチン、浴室などの水回りは、濡れても滑りにくく掃除しやすい床材がぴったりです。もし車いすや杖を使う方がいる場合は、耐久性のあるフローリングやコルク、クッションフロアを選ぶと良いでしょう。

間取り

足腰の問題もあることから、生活するうえで必要な寝室・トイレ・洗面・浴室などは、できる限りワンフロアにまとまっているのが理想的です。もし要介護の方がいらっしゃる場合は、リビングと寝室を近い間取りにすることで、何かあってもすぐに気づくことができます。

 

理想は「近すぎず、離れ過ぎず」

当社の設計士はもともと介護士として働いていた経験があり、介護する側・される側の大変さをこの目で見てきました。介護のリアルな現場を見てきたからこそ、老人ホームなどの施設に預けるのではなく、「長年住み慣れた自宅で快適に過ごしてもらいたい」という思いがきっかけで.ism設計事務所を立ち上げました。
超高齢社会を迎えた現在の日本では、バリアフリー住宅の需要が高まっています。弊社では介護士としての経験をもとに、要介護者が暮らしやすいのはもちろん、介護する側の視点も考えたデザイン設計を実施。介護を受ける方・する方にとっても快適なお住まいを実現いたします。

家づくりの流れ

一口にバリアフリーと言っても、住む方によって必要とする間取りや機能は異なります。.ism設計事務所では、ヘルパーの資格を持ったスタッフが安心して暮らせる住まいをご提案しておりますので、安心してお任せください。

1.土地探し

土地をご所有でない場合は、土地探しから施工まで一貫してご依頼いただくことも可能です。住宅ローン審査や銀行での手続きもサポートいたします。

2.ヒアリング

家族構成、ライフスタイル、理想の住まいをお伺いし、予算に沿った設計プランを立ててまいります。細かいご要望にも柔軟に対応いたします。

3.間取り作成

ヒアリングした内容を元に、間取りを作成していきます。確かな知識を持った設計士が、お客様のご要望に合わせたデザイン設計をご提案させていただきます。

4.打ち合わせ

間取りを確認しながら、建物の建材やカラーなどを決めていきます。お客様にご納得いただけるまで打ち合わせを重ねます。

5.ご契約

プランやお見積額にご納得いただけましたら、ご契約となります。ご契約後、工事の具体的なスケジュールを決めていきます。

6.地盤調査

正確な面積や形状を把握したうえで、基礎の費用が確定。建築規制や建築基準法に基づく建築制限などがないかを調査いたします。

7.建築確認申請

内部に関する設備を決めたら、建築基準法や各種条例に沿ったものであることを証明するために、建築確認申請書を提出します。

8.着工

地鎮祭を行い上棟まで進めていきます。着工前に近隣への挨拶まわりを行うとともに、騒音や粉塵の飛び散りなどを最小限に抑えられるよう配慮して工事を行います。

9.引き渡し

お引き渡しの前に、設備、クロス、外構などを打ち合わせで詰めていき、お客様に最終チェックをしていただきます。

10.アフターフォロー

2ヶ月後訪問を行います。使い勝手に問題がないか、生活するうえで不具合やわからないことはないか、気になる点がございましたらお伝えください。必要な場合は修正・追加工事を行います。

 
 

補助金でお得にバリアフリー化を

バリアフリー化住宅は、国や自治体からさまざまな補助を受けることができます。介護保険による「高齢者住宅回収費用助成制度」、耐震性・省エネ性など一定水準以上となる住宅を対象に、工事費用を補助してくれる「長期有料住宅化リフォーム推進事業」などがございます。当社にはリフォームの助成金に関する有資格者が在籍しておりますので、補助金に関する手続きをまとめてサポート可能です。制度を賢く使うことで費用を抑えられるので、バリアフリー化をご検討の方はぜひご活用ください。

補助金について詳しく

.ismのバリアフリーサービス

バリアフリー住宅

バリアフリーや機能的デザインを取り入れた、福祉住環境が充実した注文住宅をご提案いたします。トイレの配置やスロープの設置など、バリアフリーを意識した間取りはもちろん、目に見えない生活動線を配慮したゆとりある設計が得意です。

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バリアフリーリフォーム

現在のお家の不満を解消し、ご家族がいつまでも安全かつ快適に暮らせる空間を実現いたします。お客様のライフスタイルや家族構成に合わせたプランをご提案しますので、お住まいで気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

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バリアフリー店舗設計

お客様が安心・安全に利用できるよう、バリアフリー化に取り組む店舗が増えています。障害者や高齢者の方だけでなく、すべてのお客様がストレスなく快適に利用できるデザイン設計を第一に現場管理まで一貫して対応いたします。

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