リフォーム

住宅のバリアフリーリフォームについて

生活するうえで支障となるものを取り除き、赤ちゃんから高齢者まで誰もが暮らしやすいと感じられることがバリアフリーの基本の考え方です。
バリアフリーリフォームを行うことは、転倒事故の原因となりうる床の段差をなくしたり、移動や動作を補助する手すりを取り付けることで家庭内の事故のリスクを減らせることはもちろん、介護が必要になった際の介助者の負担を大きく減らすことにもつながります。
まだ先のことだと思っていても、必要となるときはいずれ必ずやってきます。高齢になったときだけでなく、万が一病気やケガをしてしまった際の備えにもなります。何十年も住み続ける家だからこそ、将来を見据えて老後も快適に暮らせる家づくりをおすすめします。

バリアフリーリフォームで解決できる生活

注文住宅やバリアフリーリフォームで、気になるのは資金面の問題です。バリアフリー住宅には、補助金や税金の軽減など国や自治体からさまざまな支援制度が用意されており、介護保険による「高齢者住宅回収費用助成制度」、耐震性・省エネ性など一定水準以上となる住宅を対象に、工事費用を補助してくれる「長期有料住宅化リフォーム推進事業」などがございます。
.ism設計事務所には、リフォームの助成金に関する有資格者が在籍しておりますので、補助金に関する手続きをまとめてサポート可能です。制度を賢く使うことで費用を抑えられるので、バリアフリー化をご検討の方はぜひご活用ください。

バリアフリーリフォームの間取りのポイント

日常生活が同一階で過ごせるように配慮

高齢になると足腰の問題もあることから、生活するうえで必要な寝室・トイレ・洗面・浴室などは、マンションのようにできる限りワンフロアにまとまっているのが理想的です。特に要介護の方がいらっしゃる場合は、リビングと寝室を近い間取りにすると、何かあってもすぐに気づくことができるので安心です。

室内の温度差をなくす

高齢者に多い冬場のヒートショック対策として、冷暖房や換気設備を適切に配置し、部屋や廊下との温度差を少なくなるよう気密性・断熱性を高くすることが重要です。特に浴室は温度差が激しいため、浴室暖房機能を取り入れて使用する前に温められるようにしましょう。

車いす移動を考慮した間取り

車いすでも出入りがしやすいよう自宅にスロープを設置したり、廊下の幅を90cm以上確保してゆとりを持たせたり、移動しやすくなる工夫を施します。また、車いすにに座ったままでも電気スッチに届きやすいよう、低めに設置することも有効です。

バリアフリーリフォームで多いご依頼

玄関のバリアフリーリフォーム

玄関に段差がある住まいが多く、足腰の弱い方や車いすを利用される方、ベビーカーをお使いの方にとっては障害となってしまいます。スムーズに出入りできるように、玄関アプローチにスロープを設置すると、移動がラクになります。

廊下・階段のバリアフリーリフォーム

歳を取ると筋力が低下し、歩く・立ち上がる・階段を昇るといったちょっとした動作も徐々に不安定になってしまいます。階段や廊下は利用する頻度も高く、バランスを崩しやすい場所なので、転倒を未然に防いで安全性を高めるためにも、手すりの設置をおすすめしています。

トイレのバリアフリーリフォーム

高齢になると思うように体が動かなくなってしまいます。なるべく寝室のそばにトイレを増設したり、押し入れをトイレに改修するご依頼をいただきます。また、和式から洋式への設備交換のほかに、ドアの開閉時に体を支えたり便座の立ち座りに配慮して、手すりを取り付けておく事例も多いです。

キッチンのバリアフリーリフォーム

キッチンは長時間立ちっぱなしでの作業が多く、高齢者や妊婦の方にとっては辛いと感じることが多いと思います。座ったまま作業ができるよう高さ調整ができる調理台を導入したり、洗い場の下にスペースを作って椅子に座ったままでも使用できるようにすると便利です。

浴室のバリアフリーリフォーム

浴室・浴槽は特に転倒しやすい場所です。つまずき防止のために、手すりを設置したり出入り口の段差をなくしたりするなどの配慮が必要です。また、冬場はヒートショックが起こりやすいので、予防として浴室暖房を導入し、お風呂場の温度差を少なくすることも大切です。

洗面所・脱衣所の
バリアフリーリフォーム

洗面所や脱衣所のような水まわりは、滑りやすく大変危険です。濡れても滑りにくい床材を選ぶことをおすすめします。将来のことを見越して、洗面台の高さを車いすでの使用を想定して作る方もいらっしゃいます。

寝室のバリアフリーリフォーム

高齢になると転倒しやすくなるので、出入り口の段差をなくしたり、ベッドサイドに手すりを取り付けておきましょう。また介護や介助を受けることも想定して、介助者が動きやすく生活動作を行いやすいように、ゆとりのある広さを確保しておくことも重要です。

 
 

バリアフリーリフォームは
補助金を使用する事ができます

バリアフリー住宅には、補助金や税金の軽減など国や自治体からさまざまな支援制度が用意されており、耐震・省エネ・性能など建物が一定の基準や条件をクリアしていれば補助金や税制優遇を受けることができます。.ism設計事務所では、補助金に関する複雑な書類申請などもまとめてお任せいただけますので、お気軽にお申し付けください。制度を賢く使うことで施工費用を抑えられるので、一戸建てリフォームをご検討の方はぜひご活用ください。

各種補助金についてはこちら

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バリアフリー住宅

バリアフリーや機能的デザインを取り入れた、福祉住環境が充実した注文住宅をご提案いたします。トイレの配置やスロープの設置など、バリアフリーを意識した間取りはもちろん、目に見えない生活動線を配慮したゆとりある設計が得意です。

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バリアフリーリフォーム

現在のお家の不満を解消し、ご家族がいつまでも安全かつ快適に暮らせる空間を実現いたします。お客様のライフスタイルや家族構成に合わせたプランをご提案しますので、お住まいで気になることがございましたらお気軽にご相談ください。

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バリアフリー店舗設計

お客様が安心・安全に利用できるよう、バリアフリー化に取り組む店舗が増えています。障害者や高齢者の方だけでなく、すべてのお客様がストレスなく快適に利用できるデザイン設計を第一に現場管理まで一貫して対応いたします。

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