実はバリアフリー住宅はオーダーメイド住宅でもある

 

バリアフリー住宅は車椅子を使う障害を持つ方や介護の必要な高齢者の方のための住宅です。
バリアフリーと言うと施工がとても難しいというイメージがありますが、
きちんとした施工会社ならばきちんとした対応をしてくれます。
ではその一例について書いてみたいと思います。
 

1.車椅子の方のバリアフリーは平屋が大前提

バリアフリーの住宅と言えば車椅子の方でも不自由なく生活できる。
これが大前提です。
そうなると必然的に家は平屋ということになります。
もちろんエレベーターを付けるという方法もありますが、莫大な費用が掛かるので一般市民には無理があると思います。
バリアフリー住宅は平屋にするというのが常識です。
 

2.車椅子の方の背丈や動きに合わせた設計をしてくれる

タイトルにも書きましたが、バリアフリー住宅はある意味オーダーメイド住宅ともいえるでしょう。
車椅子の方が動きやすいように車椅子の方と綿密な打ち合わせをして設計していくのです。
トイレや浴槽、台所に、玄関ドア等を開ける際の高さ。
なにもかもオーダーメイドで設計しなければ意味がありません。
基本的な間取りはメーカーが推奨することも多いのですが、
こう言った細かい面はやはり実際に使う方との打ち合わせで決めていくというのが施工会社の考えの様です。
 

3.実はバリアフリー住宅は補助金がでる

これは車椅子の障害者というよりも、介護保険を使う高齢者のための補助金です。
でも考えてみて下さい。
高齢者になれば車椅子生活になるリスクは非常に高くなります。
その際にバリアフリー住宅にリフォームしようと思っても値段が高いのではないか?と踏み切れない方も多いですよね。
でも補助金が少なからず出るので多少ですが費用の節約につながります。
どのくらいの補助金がもらえるかは業者と打ち合わせして下さい。
 

4.バリアフリー住宅は丈夫で長持ち

バリアフリー住宅は車椅子の方でも高齢者の方でも安心して生活できる。
というのが最大のコンセプトになっています。
なのでこのようなメリットもあるのです
 

①IHコンロを使用するので火事になりにくい。

やはり何かあった時には遅いです。
車椅子の方や高齢者の方はそう簡単には避難できません。
隣の家が火事となれば家族が抱えて何とか避難も可能ですが、
我が家で火事になると逃げ道を見つけられずに最悪の事態になる場合もあるのです。
火事になりにくい住宅。これがバリアフリー住宅の一番の特徴でしょう。
 

②段差を作らないために丈夫に作られている

バリアフリーは段差がないというのはわかっていらっしゃる方も多いと思います。
でも家って年々劣化していきます。
すると普通の人ではわからない床やコンクリートのひずみが生じてくるのです。
このひずみは車いすの方にとっては難敵です。
バリアフリー住宅は家の造りを丁寧にすることによって家の劣化を防ぎます。
温度や湿度のコントロールをする素材を使いますが、これも床に僅かなひずみさえも作らないためなのです。
となるとバリアフリー住宅は非常に新築での状態が長持ちする素晴らしい住宅とも言えます。
 

まとめ

バリアフリー住宅は普通の住宅よりは高価です。
でもリフォームする際の補助金があったり、借入金の金利を引き下げてくれる業者もあります。
車椅子の方が安心して生活できるように施工業者を始め、様々な所からサポートを受けられるというのも大きな特徴です。
何よりも車椅子の方が家に帰ってほっとリラックスして過ごせる。
これは一緒に住む家族にとっても安心できることですよね。
更に書けば今のバリアフリー施工業者は土地探しのサポートからしてくれます。
バリアフリー住宅に適した土地探しからしてくれるのです。
もちろん今住んでいる家をリフォームするのも全然大丈夫です。
バリアフリー住宅は高いから、、、と二の足を踏んでしまいがちですが相談だけでも行ってみて下さい。
様々なアドバイスやサポートでご家族を幸せに導いてくれます。
 

PAGE TOP